アウトドア行動派!



アウトドア行動派!

お若くして脳幹出血され左片麻痺となった男性のお話です。
週1回、訪問に伺っています。ご家族に対しては寡黙であまりお話されない方なのですが、いつも笑顔で出迎えてくれて色々なお話をしてくださいます。キャンプ・カヌーでの川下り・釣り・車・自転車・コンピューターなど様々な話題がリハビリの間中ずっと私とかわされています。
もちろんそういった話ばかりではなく、ご自身のお体の事、「ご飯がきちんと食べれるようになったら一緒にご飯を食べに行こう」「歩けるようになったら一緒にキャンプに行こう」などなど、おっしゃってくださる度に私は嬉しくて嬉しく、利用者様とそんな約束をしたらいけないのは分かってはいるのですが、つい「是非に!」と満面の笑顔で答えている私がいます。
現在のその方の生活はベッド上の生活がメインで、今後の事を考えると実現可能かと問われると返事に困ってしまう状態です。病識が欠如している訳ではなく、いつも前向きにリハビリに取り組まれている利用者様と向き合える訪問リハビリが私は大好きです。

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