リハビリへの意欲



リハビリへの意欲

多系統萎縮症の65歳女性。
通院リハが通えなくなり、平成21年8月より訪問を開始。 半年後、娘様への結婚プレゼントを作成したことをきっかけに作りかけの作品を完成させたいと希望があり、趣味である手工芸も実施していくこととなる。
その頃より伝い歩きでの転倒がさらに増え四輪歩行器を導入したが、歩行器を使用していない台所での転倒も徐々に増えていった。
主治医に車いすの使用を勧められるが、ご本人は拒否。手すり等の福祉用具を設置。四つ這い移動をすることも増えてきた。
平成23年より、いつか産まれてくるお孫様の為にフェルトでオモチャを作りためていく。針を使うのは難しかったが、楽しみながら作っておられた。
平成24年夏頃より、頭部が支えられず歩行困難となり、車いすの使用開始。頭部の前傾は徐々に改善したが、車いすの使用頻度が増えると同時に身体レベルも低下。眼振や上肢の失調も強くなり、手工芸が難しくなる。
今年に入り、娘様の妊娠がわかる。担当になった4年強の間に徐々に身体レベルが低下してきたが、作りためたオモチャをプレゼントできること、お孫様の世話ができるようにとの目標ができたことで、リハビリの意欲もアップした。今後も一緒に頑張っていきたい!!

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