リハビリからの卒業



リハビリからの卒業

ある利用者様の事例です。
先日までTKA術後の利用者様を担当させて頂いていました。ご本人様は術前には活動的な生活をされており早く元の生活に戻りたいと強い希望がありました。ですが介入当初は、膝の痛みと違和感による可動域制限があり段差はもちろん平地でさえ長い距離を歩くことができませんでした。
約3カ月の介入で膝の痛みも和らぎ、平地・段差とも痛みなく歩けるようになってきました。それに伴い近隣への散歩など徐々に前の生活に近づいてきました。
そんなある日、ご本人様から『随分膝の状態が良くなって感謝している。でもいつまでも甘えてばかりではいけない。これからは自分で頑張っていきます。』とおっしゃいました。私はご本人様自らリハビリを卒業して頑張っていくとおっしゃったことに嬉しさを感じました。現在では定期的に公共機関を使って外出されています。時にはひとつ前のバス停で降りて歩かれる事もあるようです。
元気になられて姿でいつか街中でお会いしたいです。

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