心を伝えたい



心を伝えたい

先日、新規のご利用者様からこんなお話を伺いました。
 私は、○ヶ月前に腰を痛めて、病院に入院しました。リハビリもがんばり、寝たきりになることは防げました。娘は、私のことを気遣って、安静にしときなさいと言い、施設に入れてくれました。施設では、以前のような主婦の仕事はないし、自由に外出が出来ました。そして、娘も安心しているのか、たまにしか訪れず、会いに来ても、「また腰を痛めたら大変だから、じっとしときなさい」と言います(口調も少しきついんです)。そんな日常を送り、最近、ふと考えます。確かに自由が手に入り、嬉しいのだけれども、何か物足りない、空虚感を感じます。自由という希望と空虚感を感じます。
若干の修正や偏見も加えましたが、おおよそ以上なことをおっしゃっていました。これを聞き、ただ自由に動けるだけでは意味が無い、地域リハビリを果たせていないと感じました。人がいきいきと生きるためには、何か役割や娯楽が必要だと思います。私達は訪問事業を行っているため、厚生労働省の地域包括ケアにも位置づけられている互助・公助・自助・共助の概念を参考に、地域リハビリに活かしていきたいと思いました

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