新しい一句



新しい一句

今日は、~自分の目的・理想の実現に向けて努力し、一つずつ成し遂げられている方~のご紹介です。
 この方(以下:Aさん)は昨年の6月、外出中に急変し、とある病院へと救急搬送されました。搬送先の医療機関で精査した結果、脳出血と診断され、左半身には運動麻痺と感覚障害が出現していました。
みなさんもご存知のように、脳出血の後遺症には、お身体の動きが悪くなる運動麻痺と感覚が鈍くなる感覚障害、といった代表的な症状があります。Aさんにもまた、その代表的な症状がお身体には残り、細かな手作業が行えなくなったり、歩いて移動したりすることが困難な状態となってしまっていました。その頃のご様子を多くは語られないので、あくまでも個人的な推測にはなりますが、おそらく、この時期には、多くの事で挫折感を味わったり、苛立ちを覚えたり、されたことでしょう。ただ、Aさんはとても前向きな性格で、努力をされる方ですので、苦しみや悩みを乗り越え、~ふたたび、住み慣れたわが家で、夫と一緒に生活を送りたい~という目標・理想の実現に向けて、5ヶ月もの間、リハビリに取り組まれました。
その甲斐あって、退院時には、何とか伝い歩きができる程度にまで回復され、ご自宅へと戻ってこられました。ひとつ目の大きな目的・理想の実現です。その後、3~4か月間は、デイケア・デイサービスを利用し、体力の維持・向上を図られておりましたが、新たな目的・理想が見つかり、訪問看護のサービスが導入となりました。そう、その新たな目的・理想とは、~近くのスーパーへ買い物に行きたい~というものでした。言うまでもなく、努力家であるAさんはすでにお一人でお買い物に行ける状態へと回復されています。
今の目標は、~一人で階段が上がれるようになりたい~だそうです。2階には、病前から楽しまれていた俳句部屋がおありのようです。きっと、すぐに実現させるんでしょうね!!週に一度、うれしそうに報告して下さるAさん。毎週、楽しみにしています。
ちなみに、私が考えるAさんのリハビリゴールは、~ふたたび、奈良県まで俳句の会へ参加する~です。まだ、ご本人様には伏せてある状況ですが、実現のためにご支援させていただきます。

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