キッチンに立ちたいね



キッチンに立ちたいね

今回ご紹介するのは、ヘルペスによる胸の痛みや、慢性閉塞性肺疾患により日常の活動性や生活に対するモチベーションの低下した女性の利用者様のお話です。
初回訪問時は激しい胸の痛みや軽度の運動での息切れがあり、廃用による足の関節拘縮がありほぼ寝たきりの状態でした。
まずは足の関節拘縮を関節可動域運動や軽度の筋力増強運動でほぐしていき、実際に動くようになったご自分の足を見て、
「もう治らない」と思い込んでおられた利用者様に、「頑張れば治るんだ」とリハビリへのモチベーションを高めるとともにセラピストに対して信頼感を抱いて頂けるようになったと思います。
その後は胸の痛みや息切れがありながらもリハビリを頑張って頂いており、屋内歩行し、トイレに自力で行かれたりご主人のお料理のお手伝いをされたりして毎日を過ごしておられます。
あきらめかけていた生活に、セラピストが「可能性を見出すリハ」を提供していきたいと思います。

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